グループ旅行の感染予防対策!万全の対策で旅行を楽しむポイント!

グループ旅行に行くときに注意したいことは、インフルエンザや新型コロナなどの感染症です。密閉・密集・密接の「3つの密」は、感染の危険性が高くなります。

旅行は最初から最後まで良い体調で楽しむのが理想です。今回は、旅行時に気をつけたい感染予防対策について説明をしていきます。

感染予防の基本その1 身体的距離の確保

「3つの密」を避けるために気をつけることは、他の人との距離間です。ここでは、具体的な身体的距離の目安と注意点を説明します。

どの位間隔を空けたらいい?身体的距離の目安

「新しい生活様式」によると身体的距離は最低でも1m以上が望ましいといわれています。実際には、2m以上というのが理想的な距離のようです。

新型コロナウイルスの陽性者が出た場合は、感染者との距離間や接触している時間の長さで濃厚接触者の判断をおこないます。濃厚接触者の判断基準は、1m以内で15分以上の接触です。

同じ濃厚接触者でもマスクなどの感染予防対策をしていることも感染の危険度は変わります。感染を防ぐためにも一定の距離を保つようにすることをオススメします。

並ぶ時も要注意!

買い物や食事などで並ぶときも注意が必要です。他の人との距離を充分に保つように心がけることが需要になります。

多くのお店が、列に並ぶときの間隔をテープなどで示しています。店の指示やルールに従って、並ぶことをオススメします。

座る場所にも気を配ろう

座席にすわるときも間隔をとる必要があります。ただしグループ旅行で、間隔を空けすぎるのも難しいと思うので極力という意識が重要です。

食事や移動時にすわる場合は、できるだけ正面で向かい合わないようにすることもひとつの考え方です。特に食事中の会話には、充分な注意が必要になります。

感染予防の基本その2 マスクの着用

咳やくしゃみをすると「しぶき」が約2m飛ぶといわれています。咳やくしゃみを手で抑えてもウイルスが手に付くので、他の人への感染原因になります。

マスク着用を義務づける施設も多くなっています。ここでは、効果的なマスクの着用方法について説明をしていきます。

効果を発揮するために正しくマスクを付けよう!

マスクを着用する際は、鼻と口をしっかりと覆うことが大切です。まず鼻と口をしっかりと覆ってから耳にかけます。

マスクは顎や鼻まで、隙間がないようにつけるのが基本です。自分に適したサイズのマスクを着けるようにしてください。

少しの間外す時は?マスクケースのススメ

食事で一時的にマスクを外すときや予備のマスクを持ち歩くときに、オススメするのがマスクケースです。雑菌が付着する危険性があるので、抗菌・除菌加工してあるものを選ぶことをオススメします。

プラスチックケース製のマスクケースは、水や汚れに強いのでオススメです。ポケットがいくつかあるタイプだと使用済みのマスクと未使用のマスクを別々にポケットに入れられます。

ファイルタイプは、薄くて荷物になりません。丈夫なハードケース型は、荷物の中でマスクが折れ曲がるのを防ぐことができます。

後片付けも大切!正しいマスクの捨て方

マスクの外側や内側には雑菌が付いていることが多いので、マスクを外すときは耳にかけていたひもの部分を持つのがポイントです。

マスクを外したらすぐにビニール袋に入れて口を縛るのがオススメの捨て方です。使用したビニール袋は、使い回しせずに早めに処分するようにしてください。

感染予防の基本その3 手洗いうがいの徹底

ウイルスは、手にも付着します。ウイルスが付着した手で目をすると体内に入り込み感染する危険性があります。

手洗いとうがいは、感染予防に欠かせません。ここでは、正しい手洗いとうがいの方法を紹介します。

こまめに手洗い!正しい手洗いの方法

手に付着したウイルスを取り除くには、こまめな手洗いが有効です。30秒以上洗うのが効果的な方法になります。

手を洗う前に腕時計や指輪を外すことをオススメします。手洗いの方法は、流水で手をぬらしてから石けんを泡立てます。

洗う順番は「手のひら」「手の甲」「指先」「爪の間」「指の間」「親指周辺」が一般的な方法です。自分自身で同じ順番で洗う習慣をつければ、洗い忘れる場所をなくすことができます。

正しいやり方は?うがいも大切

口の中に入った雑菌を洗い流すには、うがいが最も有効です。うがいをする前に手をきちんと洗っておくことをオススメします。

うがいは、口の中で汚れを落とす「ブクブクうがい」と喉の奥を洗う「ガラガラうがい」をおこないます

※うがい薬の使用は賛否両論ありますが、通常は水またはお湯でも効果があります。喉の痛みや炎症がある場合は、うがい薬の使用も効果が期待できます。

こまめな消毒も大切!消毒液を携帯する時の注意点

新型コロナウイルスが流行してから消毒液を設置している店舗が多くなりました。消毒液は「ワンプッシュ」が使用量の目安になります。

携帯用で消毒液を持ち歩く方もいると思います。アルコール濃度が、70%~80%程度の携帯用消毒液がオススメになります。

アルコール消毒液を拭き取ってしまう人もいますが、拭き取らずに乾くまですり込むのが正しい使い方になります。

万全の対策を!出発前に気をつけたいこと

旅行を楽しむには万全の準備が必要になります。ここでは、出発前の準備で気をつけたいことを説明していきます。

情報は大切!現地を知ろう

感染を予防するには、現地の情報を知ることが大切です。行き先の混雑状況を事前に調べて、可能な限り空いている時間帯を狙います

観光地は、ピークの時期を外すと混雑回避だけでなく交通費や宿泊費が安くなることもあります。感染症の流行状況も事前に確認しておくことが重要です。

接触は最小限に!事前予約をフル活用しよう

観光地や公共交通機関のチケットを取るときは、事前予約がオススメです。事前に予約しておけば、当日ゆとりをもって行動できます。

事前予約は、オンラインを利用することをオススメします。列に並ぶ必要がないので、他の人との接触機会を少なくすることができます。

体調は万全?出発前に健康チェック

旅行に行く前は、必ず体調の確認が必要です。旅行は疲れが溜りやすいので、体調が悪化する危険性もあります。

発熱はもちろんですが、風邪の症状がある場合は旅行の中止も考えることが必要です。出発前に体温をはかることをオススメします。

羽目を外さない!食事中の注意点

マスクを外す食事の場面も感染症が広がりやすい状況です。ここでは、食事中に気をつけたいポイントを紹介していきます。

一人一つ!道具の共有を避けよう

感染症を防ぐために大切なことのひとつに道具の共有を避けることがあげられます。料理は小皿に取り分けることをオススメします。

グラスの回し飲みは危険です。箸やコップなど口に触れるものは、1人ひとつの道具を使用するのが理想になります。

ビュッフェ形式を採用しているお店もありますが、新型コロナ対策の独自ルールを取り入れていることが多くなっています。

お客の立場でもお店が決めたルールに従う必要があります。お店が決めたルールを守って楽しい食事を楽しんでください。

飲みすぎ注意!飲酒は適度に

お酒を飲むと注意力が低下するので、大きな声になる可能性があります。いつのまにか取り箸の共有や、回し飲みを始めてしまうこともあります。

長時間大人数で、ひとつの空間に滞在すると感染リスクも高くなります。深酒やはしご酒などは、避けてほどほどの量にとどめることをオススメします。

テイクアウトも活用しよう

「3つの密」を防ぐために活用できるのが、テイクアウトです。テイクアウトなら景色と食事を一緒に楽しめます。

冬場は、ノロウイルスなどの危険性もあります。食品を選ぶときは、加熱調理したものを選んで、購入後は早めに食べるようにしてください。

スムーズな買い物を!買い物中の注意点

買い物をするときは、店内にいる時間を少なくします。お店にいる時間が少ないとお金の節約にもつながりやすくなります。

ここでは、スムーズな買い物をするために注意したいポイントを説明していきます。自分たちに適した方法で、感染症予防をしてほしいと思います。

店内にいる時間を少なく!買い物リストの用意

感染症を防ぐには、店内にいる時間を少なくすることも大切です。買い物リストを用意しておくと、スムーズに買い物ができます。

事前に買う物を、ある程度決めておくこともメリットがあります。感染予防だけでなく、予算を抑えるポイントにもつながります。

商品に触れるのは最小限に

サンプルや展示品に触れるのは、最小限にとどめる必要があります。感染予防のために可能な範囲で対応できるようにしてください。

実際に手に取りたい商品などは、お店の人に話を聞くのもひとつの方法です。ある程度見当をつけてから商品に触れることをオススメします。

お金に触れずに会計!キャッシュレスの活用

スムーズな会計をするために便利なのが、キャッシュレス決済です。クレジットカードやスマートフォンを利用した決済がすすめられています。

便利なキャッシュレス決済ですが、利用には注意も必要です。心配な人は、チャージ式のカードなどを利用した決済方法もオススメになります。

安心して泊まりたい!宿泊時の注意点

宿泊施設は、大浴場や食堂など感染リスクの高い場所もあります。宿泊施設もできる限りの対策はしていますが、利用者次第で状況が変わります。

宿泊施設を安心して利用するためには、利用者側の心がけが重要です。ここでは、宿泊するときに気をつけたいポイントを紹介していきます。

密を避けるために!他の人と距離を取ろう

チェックインやチェックアウトのときは、行列ができやすくなります。前の人に近づきすぎないように間隔をあけます。

列に並ぶときは少人数が理想です。事前に手続きをする代表者を決めて、グループで固まらないように心がける必要があります。

大浴場や食堂を使う際も同様です。空いている時間を狙うなどして、人が密接しないようすることがポイントになります。

予約制の家族風呂を利用するのもオススメです。家族風呂ならグループ以外の人は入ってこないので、気兼ねなく楽しめます。

共有を避ける!自分だけのものを使おう

タオル等の共有は、感染リスクが高いです。できる限り自分のものや部屋に備え付けられていて、持ち帰れるものを使用するようにしてください。

アメニティを廃止している宿泊施設も少なくありません。自分専用のタオルや歯磨きセットを用意しておくと安心です。

使い捨てのスリッパやコップを用意している宿泊施設もあります。携帯スリッパにはサイズがあるので、自分の使いやすいものを選ぶことをオススメします。

万が一に備えて!情報をしっかりと伝えよう

宿泊施設には、万が一に備えて宿泊カードを用意している所も多いです。記載を求められたら宿泊者全員の情報を記載します。

代表者一名がグループ全員分の情報を記載することもあるので、事前にグループ内の情報を共有することをオススメします。

旅行中に体調が悪くなったら?

旅行中に体調が悪くなったときは、無理をしないのが基本です。もしものときに慌てずに対応することが重要になります。

いざというときにどのような行動をすれば良いか旅行前から見当しておくことをオススメします。ここでは、もしものときに取る行動を説明していきます。

一石二鳥!旅の記録のススメ

旅行中にオススメしたいのが、旅の記録を残すことです。旅行中の行動だけでなく体温も一緒に記録しておくと役立ちます。

旅の記録に残しておきたいのは「いつ」「どこへ」「誰と」「何を」といった行動面と「体温」「体調」などです。工夫次第で旅の思い出にもなります。

こまめに体調把握をしよう

旅行中は、体に負荷がかかりやすくなります。感染症が流行する時期は、体調をこまめに把握するようにしてください。

体温計は、おでこではかる非接触型がオススメです。常備薬がある場合は、お薬手帳と共に忘れないように持っていくようにしてください。

我慢しないで!体調が悪くなったらすぐに相談

体調が悪くなったときは、無理をせずに対応するべきです。特に発熱・咳の症状が見られる倍は、すぐに周りに相談することをオススメします。

旅行会社のツアーに参加している場合は、添乗員に相談です。仲間数人で旅行をしている場合は、宿泊施設のスタッフに相談をしてください。

まとめ

今回は旅行中の感染症予防対策について説明しました。新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症は、正しく予防をすればかなり感染を防ぐことができます。

感染症になると自分以外の人にも迷惑をかけることがあります。感染症予防を万全にして、できる範囲で旅行を楽しんでほしいと思います。

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