大人数での旅行にぴったり!人気のバス特集!

旅行や合宿を計画するうえで欠かせないのが、移動手段の選定です。特に旅行の企画者の方やサークル旅行の幹事などを担当されている方は、旅行のシミュレーションや下調べを入念に行なう必要があるのでもしかしたら悩みの種となっているかもしれません。

この記事では、団体旅行の移動手段として昔から人気のある「観光バス・観光ツアー」の魅力と、貸切バスを予約するときのポイントについてご紹介していきます。ぜひこれから旅行をお考えの方のご参考にしていただければと思います。

1.観光バス・観光ツアーのメリット

旅行の際の移動手段として、多くの人の頭に思い浮かぶのはマイカーやレンタカーだと思います。確かに自分の思い通りに移動することができるので、人気の移動手段の一つです。しかし、観光バスでの移動でしか得られないメリットもたくさんあります。

観光に集中することができる

初めての土地での運転となると気を使わないといけない点がたくさんあります。駐車場や休憩スポットなどのことも考えておかなければいけませんし、その土地の交通渋滞情報なども把握しておく必要があります。レンタカーの場合は、返却時間やガソリン残量を気にする必要がありますし、慣れない車で傷つけないように運転する必要があります。

観光ツアーの場合は、運転のプロの方が安全運転でその土地や時間帯の交通状況を加味しながら予定通りに運んでくれます。誰も運転することはないので、次の日の運転を気にして早めに寝なければいけない人もいませんし、飲食店やワイナリー見学などでお酒を飲むこともできる旅行の幅も広がります。また疲れた場合は移動時間に誰でも休むことができるので、万全の体調で観光地を楽しむことができます

バスでの移動にはまだまだ多くのメリットがあります。窓が大きく設計されているので移動中でも外の景色を存分に楽しむことができます。一般の車よりも車高が高いので、他の車にさえぎられることなく外を見られるのもバス移動ならではのメリットです。

また、大きな荷物を入れておけるトランクルームもあるので、大きい荷物や重い荷物は預けて必要なものだけを座席において移動することもできますし、荷物の量の心配をすることなく買い物をすることもできます。このメリットを活かしたショッピングツアーなどもあります。

ツアーなら個人での旅行より安く旅行することができる

パッケージツアーでは旅行会社が宿泊施設や観光施設などを「団体料金」でまとめて予約しているので、同じルートを個人で計画して旅行するよりも安くまわることができます

有名な観光地やテーマパークなどによっては、合計で数千円~数万円変わってくることもあります。ツアー料金によって浮いたお金でお土産をたくさん買ったり、観光地で楽しむアトラクションの数を増やしたり、観光地でより多くの思い出を作ることができます

行きたい場所が明確に決まっている場合、一度ツアー参加での料金を調べてみると思ったより安く楽しむことができるかも知れません。

細かく計画を立てなくても旅行を楽しむことができる

ツアー旅行は、観光のプロが試行錯誤して旅行プランを作っています。今はネットに色々な情報がありますが、正しい情報かどうかを見極めるのは大変ですし、何より膨大な量の情報の中から自分のプランを考えていくにはかなりの時間が必要です。

旅行会社の方は何度も実際に観光地を訪れていますし、情報は常に最新のものにアップデートされています。ツアー旅行なら情報収集や電話予約などの手間を省いて、気軽に観光地を満喫することができます

また添乗員やガイドの方が案内してくれる場合は、見落とされがちな穴場スポットや観光地に関する豆知識まで紹介してくれるので、事前知識がなくても充実した観光を楽しめます。現地でトラブルや困ったことがあった場合でも、ツアー会社のサポートデスクを利用することができるので安心です

「調べものやスケージュール管理が苦手」という方や、「観光地で初めて見るおどろきや感動を大切にしたい」という方は、ツアー旅行を検討されてみてはいかかでしょうか?

2.貸し切りバスの予約のポイント

会社の旅行、サークルやゼミの旅行、合宿、研修の移動など大人数での移動によく使われる貸切バス。目的地を自由に選ぶことができますし、他の乗客の目を気にすることなく友人や仲間と移動を楽しめるので大勢での移動手段として大人気です。旅行の幹事になった方は一度は貸切バスの利用を考えるのではないでしょうか?

そこでここでは、貸切バスを予約するときに考えるべきポイントについていくつかご紹介したいと思います。

バスの大きさ

まず一番最初に考えるべきなのは、バスの種類です。参加人数や必要になりそうな荷物の大きさを予想し、バスを選んでいきます。

  乗車人数 大型スーツケース スキー ゴルフバック
大型バス 45人 36個 35人 40人
中型バス 27人 19個 20人 25人
小型バス 25人 10個 15人 20人
マイクロバス 20人 12個 15人 20人

※あくまで目安です。特に小型バスやマイクロバスは車種によって大きな違いがあるので事前によく確認をしましょう。
※スーツケースは83㎝×55㎝×34㎝/の約104リットル(特大サイズ)

利用料金は大型バス>中型バス>小型バス>マイクロバスの順番ですが、乗車人数いっぱいまで乗った時の1人当たりの金額は逆の順番になります。ですので、基本的にはみんなが丁度乗りきれる大きさのバスを手配するのが一番お得です。特殊な荷物がある場合は特によく相談して決めるようにしましょう。

設備

貸切バスは車種によって様々な設備が備えられています。後部座席が回転しテーブルを囲むような形になる「サロンバス」や、カラオケがついているバス、トイレ・冷蔵庫・簡易ベットがついているバスなど多種多様なバスがあります

他にもユニークな機能を持ったバスを所有している会社もあるので、どんな車種が選べるのか見てみるのもおすすめです。

安全性

貸切バスの安全性は「貸切バス事業者安全性評価認定制度」というもので評価されています。国土交通省や有識者、日本バス協会から成る安全評価認定委員会が、貸切バス会社の安全性や、安全性を重視してどのような工夫をしているのか2年に1度チェックしています。

この制度が作られたきっかけは2007年2月に、大阪府吹田市で起きた貸切バス事故です。事故原因は運転手の居眠り運転だったのですが、のちにその運転手が法律で決められた労働時間を大幅に超える過労状態であったことが判明し、貸切バス事業者の安全基準を評価する制度が設けられました。

過去の法令違反歴や事故歴などを調べて優良貸切バス会社だと認定された場合には一つ星、2年後の更新でも優良と認められたら二つ星、更に2年後の更新でも優良の場合は最高ランクである3つ星となります。

一度認定を受けたからといってそれで終了ではなく、その後も安全対策に取り組み続けていると認められないと「ランクダウン」や「認定取り消し」もあります。

せっかくの旅行なのに事故などがあったら大変です。現在は各会社が乗務員の教育や健康管理、安全点検などにより一層の力を入れています。安全性を確認されたい方は、貸切バス安全性評価認定委員会発行のセーフティーバスマークを探されてみて下さい

料金

やはり利用するときに気になるのは料金のことだと思います。貸切バスの料金を決める要素は大きく分けると、時間・距離・バスの種類です。バスの種類については一度説明しているので、ここでは時間と距離をテーマにお得に乗る方法についてご紹介します。

貸切バスの運転手は一日に運転できる距離や時間が決められています。その上限を超えてしまう場合、運転手を2名以上必要となり料金が割高になってしまいます。

貸切バスの運転手が一日で運転できる距離は450㎞で、運転9時間/拘束13時間が基準となっています。また、22時~5時の深夜移動の場合も運転手が2名以上必要となるので料金を抑えたい方は、日中移動にした方がお得に利用できます。

さらに料金を抑えられたい方は、乗車位置や下車位置とバス会社が所有している車庫の距離についても考えてみてください。貸切バスは時間によって料金が変化しますが、乗車場所に向かうために車庫から出動したときから、客を降ろして車庫に帰るまでの時間が貸出時間としてカウントされています。ですので、乗車位置や下車位置から車庫があまりにも離れているとその分の費用もかかってしまいます

もちろん人数やほしい設備があるバスを選ぶ方が大切ですが、最終的にどちらか迷った場合は乗車位置から車庫までの距離を確認してみるのもいいかも知れません。

まとめ

観光バスや貸切バスは団体旅行に特化した移動手段で、移動中にも楽しめるような気遣いや工夫がたくさん施されています。観光を十二分に楽しみたい方、合宿やゼミなど大人数での移動手段を探している方はぜひご検討されてみてください。

 

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